日本食品標準成分表

『日本食品標準成分表』という書籍を知っていますか?

戦後、日本は食料政策を進めるにあたり、食べ物の成分と標準的な栄養価を把握するために、1950年から様々な食べ物について栄養価を分析し、その結果を書籍にまとめています。

『日本食品標準成分表』は初版から、国内の食料事情の変化に伴って改訂が続いています。

この図を見ると様々な野菜が年を追うごとに栄養価が減少しているのがわかります。農薬の使用や化成肥料の多用、大気中の汚染物質が雨によって地面に落ちた結果、大地が荒れて土の微生物やミミズなどの生物が生活できず、土が呼吸をしなくなって活力を失っているということなのでしょう。一見、大きくて立派に見えるスーパーの野菜でも、その中身がどうなっているかまでは誰も気にしません。


(参考:主要国における農薬集約度ランキング「農薬工業会HPより」)

スモールデリラボ